上を向いて歩こう

50代主婦の平凡な毎日を綴っています

思い出の街を歩く

昨日のおでかけの帰り、ちょっと寄り道。

進学のため上京し初めて住んだ街を歩いてみました。

 

40年近く前のことです。

当時住んでいたのは家賃15,000円の4畳半。

新宿区でこの家賃!

風呂なし、トイレなし、部屋の中に小さな(本当に小さな)キッチンあり。

階下に大家さんが住んでいました。

 

最寄り駅を降りて下宿まで歩くと、

街の景色はすっかり変わっていましたが、

それでも利用していたコインランドリーとか、ドトールとか、

ドラッグストアとか…あるある!

 

確かこのあたりの電気屋さんで小さな扇風機を買ったな。

ここに金物屋さんがあって鍋を買ったな。

八百屋さんでネギ1本おまけしてもらったな。

 

懐かしい思い出がよみがえってきました。

 

肝心の下宿は…

まだ建物は残っていました!!

表札も当時の大家さんの名前がかかったまま。

ただ、もう下宿としては誰も住んでいない様子。

1階も含めて空き家になっているようでした。

 

10円玉を握りしめて通った公衆電話ももうありません。

銭湯もマンションに代わっていました。

 

当然といえば当然。

でもちょっとさびしい。

 

街の景色とともに当時の思い出は私の心の中にそっとしまっておきたいと思います。