先日、めでたく57才の誕生日を迎えた。
なんとまぁ、年をとったものだ。
50代に突入と騒いでいたのがついこの間のようだけど、
それからもう7年もたっている。
朝起きてリビングへ行くと、
テーブルの上にプレゼントがのっていた。
誕生日おめでとう
いつもありがとう
メッセージとともに。
「いつもありがとう」
の言葉がなにより嬉しかった。
ちなみにプレゼントはレッグウォーマー。
アウトドア用品のメーカーのものだったが、山歩きだけじゃなく家でも使えそう。
ケーキはシャトレーゼ
母から電話があり、おめでとう、と。
母はまもなく80才になる。
お互いに年をとったね、
お婆ちゃんになったね、
としみじみ。
そう、まさか母とこのような会話をするとは昔は思いもしなかった。
当たり前のことなのだが、
「お互いに」年をとる、
二人ともお婆ちゃんになる。
…そんなことは想像できない。
母は母であり、私は子ども。
ずーっとそういう関係なのに、
なんで二人ともお婆ちゃんになるのか?
そんな会話をしながら
久しぶりに母とアハハ…!と声をだして笑った。
うれしい二つ目のプレゼントだった。