上を向いて歩こう

50代主婦の平凡な毎日を綴っています

父と散歩

約3ヶ月ぶりの帰省。

両親は思っていたより元気だった。

父は体調に波があるようで、
それに伴い気分も良かったり落ち込んでいたり。

ここ1ヶ月ほどは、
体調もよく、食欲ももどり
元気にすごしていたと聞いていたが、
本当にその通りだった。

目が不自由になってしまい
認知症の症状も出始めたこともあって
精神的に辛いのは
父本人なのだが、
それを支える母の負担もかなりのもの。

それでもなんとか二人で支えあって暮らしている。

離れて暮らしている私は
何をしてあげられるのか?

父は母には甘えられるが
やはり娘にはそれはできないらしい。

父としてのプライドがあるのか。

それを傷つけないように、
さらりと支援の手をさしのべる。

う~ん、難しいな。


父の希望で近所の観光地となっている公園に散歩に行った。
往復2km。
父は右手に杖を持ち、
左手は母と手を繋ぐ。
私が後ろからついていく。

2年前までは父は毎朝のようにここに散歩にきていた。
いや、この場所よりさらに遠くまで
元気に歩いていたのに。

母に手をひかれて歩く後ろ姿をみて
涙が出た。