昨日、実家の母から宅配便が届きました。
誕生日ということで、手作りのパウンドケーキと地元のお菓子類。
ありがたいことです。
この歳になっても親に誕生日プレゼントをもらうなんて。
昨年4月まで元気だった父が突然体調を崩し、
母に相当の負担がかかっていました。
それまではことあるごとにお菓子作りをしていた母が
「とてもそんな気にならない」と言った時には
そうだよね、と納得したものの、
胸が締めつけられそうになりました。
幸い父は回復し、今は元気に暮らしています。
(といっても、以前のような父にはもう戻れない)
母もやっと気持ちが落ち着いたのでしょう。
秋頃からまたお菓子作りを復活したようです。
父も母も元気になったことが私にとっては何よりのプレゼント。
そういえば、年末に帰省した時、父が私の顔をじっとみて
「ところで、お前はいくつになったんだ?」と聞きました。
「やだ~、お父さん、娘の歳忘れたの?36だよ」とふざけたら
「ふ~ん、そうか」と。
父は認知症が少し始まっています。
まずい、お父さん、やっぱりわからなくなってる?
「うそだよ、55才だよ。もうすぐ還暦!」
と慌てて訂正したら、
「還暦?もうそんな年か…」
あ、よかった、まだ大丈夫そうだ…。
あと何年、両親に誕生日を祝ってもらえるでしょうか。
両親との時間、大切に、大切に。